2008-01-31
1週間程前の新聞に、戦国時代のおにぎりが出土したという記事がでていた。 新潟県の鮫ヶ尾城跡から出土したもので1579年の落城時のものらしい。そこまで具体的な年まで解るのか。。 写真では真っ黒な小さい溶岩のようにも見える。 城が戦火で焼け落ちたため、蒸し焼きのような形で炭化したため微生物の繁殖がなく、原形のまま残ったようである。 炊き上がったお米をお茶碗によそって渡し、お箸で食べるという「物」を介した行為とは違って、おにぎりは、炊き上がったお米を人の手で握ってそれを手で食べる。というとても原始的な、、というか、人と人の関りが生身な動作で行われる食べ物なので、作った人と食べる人との関係に愛情のような物の存在を連想してしまう。 このおにぎりを作った人と食べるはずであった人はどんな関係だったのだろうか。。。 結局、おにぎりは食べられる事なくおわったのだけれど、食べるはずだった人と、作った人はこの後再び会えたのだろうか。。。
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